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幹部幹部研修プログラムのモデル例

ケース・ディスカッション

ケース・メソッドとは、ハーバード・ビジネス・スクールが30年前に開発した教育訓練の手法で、現実に起きた出来事(ケース)を読み、自分が遭遇したとしたらどの様な判断をしたかを考え、講師とディスカッションしながら、分析を深めていく手法である。経営理論を現実の経営課題に当て嵌めて考える訓練方法として極めて有効である。

当社の研修の事例

  1. マーケティング、情報共有化、モチベーション・マネージメントなどのケース・スタディ
    ◇“鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」”
  2. 差別化戦略、事業システムの整合性等のケース・スタディ
    ◇「コメリ」
  3. リーダーシップ、企業文化、リスクマネージメントなどのケース・スタディ
    ◇“新田次郎の「死の彷徨」”

カリキュラムと内容事例

カリキュラム 内容
経営概論 ○話し方 ○論理的思考 ○仮説設定 ○モチベーション ○情報共有化 ○経営とは
競争戦略論I ○環境分析(コンテキスト/戦略/パフォーマンス)○SWOT分析(強み/弱み) ○差別化戦略 ○産業の魅力度(5F) ○事業の定義
マーケティング論I ○マーケティング行動 ○マーケティング・プロセス○市場分析 ○マーケティングと営業の統合
マーケティング論II ○顧客重視のマーケティング ○不満の構造 ○顧客満足度の実現 ○ソリューション
競争戦略論II ○アクティビティマップ ○バリューチェーン ○地域/顧客密着
企業財務I ○財務3表(B/S、P/L、CF)の作成
企業財務II
(投資理論)
○CF分析 ○比率分析 ○NPV ○EVA
人事管理論I ○人事制度 ○等級/報酬/評価
人事管理論II
(組織論)
○ピラミッド型 ○フラット型 ○混合型 ○コーポレート・ガバナンス
中期経営計画 ○市場予測 ○投資予測
リスクマネージメント ○リスク分析 ○コンプライアンスの体制 ○クライシス・マネージメント ○リスク・モニター
リーダーシップ
(企業風土)
○企業風土の診断 ○モチベーション ○リーダのパターン

会社の実態課題事例

カリキュラム 会社の現状
経営概論 情報共有化の現状 上司・部下の関係
競争戦略論I 環境変化の認識(規制/競争状況等) 顧客基盤
マーケティング論I マーケティングの現状 営業の現状
マーケティング論II クレームの現状分析 顧客満足度調査
競争戦略論II 経営資源の現状
企業財務I 財務の現状分析
企業財務II
(投資理論)
財務の現状評価
人事管理論I 人事制度の現状 昇給・昇格の評価
人事管理論II
(組織論)
組織の現状 ガバナンスの現状
中期経営計画 既存の中期経営計画の内容
リスクマネージメント リスクの認識 コンプライアンス体制
リーダーシップ
(企業風土)
企業風土、文化

グループ演習

研修生を小グループに分け、講師が出したテーマ(例えば、会社の実態と課題)について徹底的に議論を尽くす。議論の前提となる仮説の設定、議論の仕方、そして、議論の纏め方、あるいは、自分の意見を正確に相手に伝えたり、相手を説得したりする訓練である。

グループ発表、議論、評価

グループ演習の成果を全員の前で発表し、仮説の妥当性、結論の妥当性などについて全員で議論し、評価を行う。

課題の解決・改善策の具体化方策

以上のプロセスをベースに、例えば、会社の経営課題の解決、改善に向けた議論を深め、その解決の方策や改善策を作成する。

宿題

自宅学習のための教材として、経営論文、新聞・雑誌記事、ケース事例、など。